【赤ちゃんの睡眠法】ジーナ式と清水式(安眠ガイド)を比較

ジーナ式と清水式(安眠ガイド)の睡眠法を比較する記事のアイキャッチ画像。

 ネントレをするにあたり、私が参考にしたのは、こちらの2つのメソッドです。

  1. カリスマ・ナニーが教える赤ちゃんとおかあさんの快眠講座(ジーナ式)
  1. 赤ちゃんにもママにも優しい安眠ガイド(清水式)

 ここでは、深堀りして2つのメソッドの比較をしていきます。

 ネントレをするにあたりどれを参考にしたら迷っている方は是非参考にしてください。

 わが子のネントレによる月齢別変化はこちらにまとめていますので、「まず効果を知りたい!」という方は効果の一例としてご覧ください。

目次

【ジーナ式】カリスマ・ナニーが教える赤ちゃんとおかあさんの快眠講座

 「ジーナ式」は、イギリスのカリスマ・ナニー(乳母)であるジーナ・フォード氏が提唱した育児メソッドです。

 一言でいうと赤ちゃんの生活リズムを、親が主導して整えるというものです。

 起床・授乳・昼寝・就寝などを細かくスケジュール化し、赤ちゃんが「決まった時間に眠り、決まった時間に起きる」ようにします。

 成功すると「夜通し寝てくれる」「寝かしつけが不要になる」といったメリットがある一方、スケジュールが非常に細かいものになります。

ジーナ式の主な特徴

睡眠・授乳時間を固定

朝7時に起こし、夜19時に寝かせるという基本サイクルを徹底します。授乳・昼寝時間も分単位で決められています。

「お腹が空いて起きる」を防ぐ

日中に必要な授乳量をしっかり確保し、夜中にお腹が空いて起きるのを防ぎます。

一人で寝る力(セルフねんね)

「授乳=寝落ち」を避け、眠くなったタイミングでベッドに置き、自力で眠りにつく習慣をつけます。

睡眠環境の環境

部屋を真っ暗にすること、赤ちゃんをベビーベッドで一人で寝かせることを推奨しています。

メリットとデメリット

メリット
親の予定が立てやすい

「何時に寝て何時に起きるか」が決まっているため、家事や休憩の時間が確保できます。

夜泣きが激減する

正しいリズムができると、夜中に何度も起きることがなくなります。

赤ちゃんが泣いている理由がわかりやすい

生活リズムが一定だから、原因を絞りやすくなります。

赤ちゃんの機嫌が良くなる

睡眠不足が解消され、赤ちゃん自身もスッキリ過ごせます。

デメリット
スケジュールがタイト

分単位のスケジュールがあり、低月齢の時は外出が制限されがちです。

親のメンタルに負担

スケジュール通りにいかないと、焦ったりストレスを感じたりすることがあります。

日本の住環境に合わせにくい

「真っ暗な個室で一人で寝かせる」という条件が、マンションや障子文化のある日本では難しい場合があります。


【清水式】赤ちゃんにもママにも優しい安眠ガイド

 夜泣き専門保育士の清水悦子さんの著書です。

 生活リズムを整える「3つのステップ」と「スムーズな寝かしつけのコツが書かれています。

 著者の清水さん自身がひどい夜泣きに悩んだ経験があるため、「頑張りすぎなくていい」というメッセージが随所にあり、優しいスタンスでありながら、睡眠医学や心理学のわかりやすい解説も織り交ぜられています。

清水式の主な特徴

朝は7時までに起こす

カーテンを開けて日光を浴びせ、脳を覚醒させます。

日中の過ごし方を工夫する

月齢に合わせた適切なお昼寝の時間を守ります。

寝る前30分の「入眠儀式」を作る

毎日同じ流れ(お風呂→着替え→絵本など)を繰り返すことで、赤ちゃんの脳に「これから寝る時間だよ」と教えます。

「寝落ち」のクセを少しずつ変える

授乳や抱っこで完全に寝落ちしてから布団に置くのではなく、「寝入る寸前の、まだ意識が少しある状態」で布団に置くことを推奨しています。

寝室の環境づくり

遮光カーテンなどで「真っ暗」にすること、テレビなどの刺激を避けます。

メリットとデメリット

メリット
育児中でも読みやすい

「生後○ヶ月なら、何時に起きて何時にお昼寝」というタイムスケジュール表が載っているため、読みやすく、何をすべきかが明確です。

根拠が明確

夜泣きを「しつけ」の問題ではなく、ホルモンバランスや体内時計の問題として解説しているので、親としての罪悪感を抱きにくく、理解しやすい内容になっています。

日本の生活スタイルに合っている

海外の睡眠メソッドとは違い、日本の生活スタイルに合わせた内容になっています。

タイプ別の寝かしつけ方法が選べる

赤ちゃんの気質や家庭の状況に合わせて、複数の寝かしつけアプローチが紹介されています。
「この子にはどれが合うかな」と選びながら進められるため、実践のハードルが低く、続けやすいのが魅力です。

デメリット
物足りなさを感じる場合もある

優しいアプローチは、赤ちゃんのペースを尊重する分、変化がゆっくりです。「3日で寝るようになる方法が知りたい」など、即効性を求める方には“物足りない”と感じられる可能性があります。

“正解がひとつではない”ため、迷いやすいこともある

赤ちゃんの個性や家庭の状況に合わせた柔軟な提案が中心のため、「結局どれを選べばいいの?」と迷う方もいるかもしれません。

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ジーナ式と清水式の比較

共通点と相違点

共通点

 どちらも「生活リズムを整える」ことを重視しています。

相違点

 「生活リズムを整える」ためのアプローチや厳格さには大きな違いがあります。

一言でいうと、

日本の生活に合わせた柔軟な清水式」と「徹底した管理で高い効果を狙うジーナ式」です。

主な4つの観点の違い

 ジーナ式と清水式の違いについて、4つの観点からみていきます。

1.スケジュールの厳格さ
ジーナ式

 起床から就寝、授乳のタイミングまで分単位で細かくスケジュールが決まっています。「11:45に授乳」のように決まっているため、親が迷わずに済む反面、慣れるまでが大変です。

清水式

 「朝7時までに起こす」「お昼寝の時間を調整する」といった大きなリズムの柱を重視します。分単位の指定はなく、赤ちゃんの様子を見ながら調整する余地があります。

2.寝かしつけの方法と場所
ジーナ式

 「セルフねんね(自力で寝る力)」を徹底させます。基本的には「真っ暗な個室で、ベビーベッドに一人で寝かせる」ことを推奨するため、欧米スタイルの環境が必要です。

清水式

 日本の住環境(添い寝や同じ部屋で寝ること)を前提としています。抱っこや授乳での寝落ちを卒業しつつも、ママが隣にいて安心させる「寄り添い」を大切にしています。

3.泣かせ方への考え方
ジーナ式

 スケジュール通りに進めるため、多少の泣き(再入眠のための泣きなど)は「必要なプロセス」として見守る時間が設定されています。

清水式

 「赤ちゃんを泣かせっぱなしにしない」というスタンスです。様子を見ることもありますが、泣いたら声をかけたりトントンしたりして、ママの愛情を伝えながらリズムを整えます。

4.授乳について
ジーナ式

 「夜通し眠るために、日中に必要な授乳量をすべて飲ませきる」という考え方です。夜中の授乳を減らすために、日中の授乳量や時間を厳密にコントロールします。

清水式

 「授乳=寝かしつけ」にならないよう意識はしますが、空腹で泣く場合は柔軟に対応します。

比較表

スクロールできます
項目ジーナ式清水式
難易度高め(慣れるまで大変)低め(始めやすい)
柔軟性低い高い
推奨環境一人寝、ベビーベッド添い寝、同じ部屋
時間の厳密さ分単位でかなり細かい緩やか
スケジュール分割 2か月までは2週間ごとの細かなスケジュール。1歳までを9分割している。0~11か月までは2か月ごとの5分割。以降は半年~1年ごとで5歳まで書かれている。
本の読みやすさ文字が多く、書いてある場所を探すのに時間がかかり、育児をしながらだと読みづらい。月齢別スケジュールが図解で示されていて読みやすい。
向いている人きっちり管理したい、徹底的にトレーニングして自立させたい。まずは日本の生活に馴染む方法で、無理なく始めたい。

 まとめ:赤ちゃんと自分に合った方法で始めよう

 ジーナ式はスケジュールが細かいため、「きっちり決まっていたほうが楽」というタイプの方には非常に向いています。 逆に、自然な流れに任せたい方には少し窮屈に感じるかもしれません。

 私は、きっちり決まっていたほうが楽なタイプだったので、最初はジーナ式を取り入れてみました、わが子はそんなにきっちりスケジュールどおりに寝たり起きたりしてくれず、スケジュールどおりに行かないことに焦ってストレスを感じてしまいました。

 そのため、ジーナ式をもっとゆるくやっていこうと思い、「赤ちゃんにもママにも優しい安眠ガイド」も参考に取り組みました。

 我が家が取り入れた方法や月齢別変化はこちらにまとめています。

 大切なのは、赤ちゃんが安心して、パパママが楽にすごせるようになることです。私も2つのメソッドから自分に合う部分をゆるーく取り入れています。

 無理せず、赤ちゃんとご自身のペースで試してみてください。

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