【挨拶例文あり】育休復帰の不安を解消!職場に伝わる挨拶のコツ

 産休・育児休業からの復帰、本当におめでとうございます!

「久しぶりの仕事についていけるだろうか」「慣らし保育はどう乗り切る?」「子どもが体調を崩したらどうしよう…」復帰を前に、多くの不安を抱えているのではないでしょうか。

 新しい環境で仕事と育児を両立させていくには、職場の理解が重要です。職場の理解を得るためには伝え方が鍵になります。

 この記事では、下記のことを紹介していきます。

  • 復帰時の挨拶で伝えるべきポイント
  • 慣らし保育や子どもの病気による急な休みが発生した際の具体的な連絡ルール

 産休・育休から復帰するママパパは是非活用してください!

目次

復帰初日の挨拶で伝えるべきポイント3つ!

 復帰挨拶は、【お休み中の感謝】 【仕事への意気込み】 【今後の働き方】 の3つポイントを抑えましょう。この3つを抑えることで口頭での挨拶にでもメールなどの文書でも、ご自身の思いや考えが相手に伝わりやすくなります。

ポイント① 産休・育休中の感謝を伝える

 まずは、お休みの間に仕事をして貰っていたことについて感謝を伝えましょう。「負担を掛けて申し訳ありませんでした」と申し訳なさそうに謝るより、感謝から話し始めた方が聞く側も聞きやすくなります。

ポイント② 仕事への意気込み

 次に、仕事に対する意気込みを伝えましょう。「精一杯頑張ります」「引き続きよろしくお願いいたします」といった前向きな言葉を添えると、周囲に良い印象を与えます。

ポイント③ 今後の働き方について共有する

 時短勤務となる場合や、働き方が育休前と変わる時は「〇時~〇時の時短勤務となります。」と具体的に働き方を伝えておきましょう。

 仕事を一生懸命取り組むことも大切ですが、無理のない範囲で取り組むことを伝えておくのも重要です。保育園に行き始めたら子どもが体調を崩すのは避けられないことです。それにより、仕事を急遽休まなければならないことや、仕事に穴を開けてしまうことがあるかもしれませんので、「仕事と育児を両立しながら、できる限り努力してい」といった表現を用いると、周囲の理解も得やすくなります。

具体的な挨拶例文3つ

 

口頭での挨拶① 

 長らく育児休暇をいただき、ありがとうございました。お陰さまで育児に専念することができました。

 今後1年間は、9:00~16:00の時短勤務で働かせていただく予定です。

 子どもがまだ小さいため、急な発熱などでご迷惑をかけてしまうこともあると思いますが、できる限りご迷惑にならないよう努力してまいしますので、どうぞよろしくお願い致します。

口頭での挨拶②

 昨年より育児休暇をいただいておりましたが、今月より復帰いたしました。お休みをいただいている間、業務をフォローしてくださり、本当にありがとうございました。

 子どもの体調不良などで、これからも皆様にご迷惑をおかけすることもあるかと思いますが可能な限り業務に支障が出ないよう努めますので、よろしくお願いいたします。

 なお当面は、保育園への送迎があるため、〇時~〇時の時短勤務をさせていただきます。今後ともどうぞよろしくお願いします。

メールでの挨拶

件名:育児休業からの復帰のご挨拶

本文:

 〇〇様 (〇〇の皆様)

 ご無沙汰しております。〇〇課の〇〇です。

 昨年より育児休暇をいただいておりましたが、今月より復帰いたしました。お休みをいただいている間、業務をフォローしてくださり、本当にありがとうございました。

 しばらくは9:00~16:00 の時短勤務で働かせていただきます。

 子どもの体調不良などで、これからも皆様にご迷惑をおかけすることもあるかと思いますが可能な限り業務に支障が出ないよう努めますので、今後ともどうぞよろしくお願いします。

急な休みが発生した際の連絡ルール

 子どもの体調不良などで急に休む際や遅刻する際のルールは3つです。

 ①できるだけ早く連絡する。

 ②原則は電話で直接伝える。

 ③休み明けで出社後は業務をフォローしてくれた上司やお礼と謝罪をする。

 深夜や早朝で職場と連絡がつかない場合には、チャットやライン、メールといった普段職場で使っている連絡手段でひとまず上司に連絡を入れ、電話がつながる時間帯になったら電話で状況を報告しましょう。

 印象の低下や信頼を失わないためにも3つのルールは守ることを心がけてください。連絡する際には、次のポイント抑えると、簡潔だけど相手に伝わりやすい連絡ができますよ。

【例文あり】伝えるべきポイント4つ

ポイント
①謝罪
 (お詫びの気持ち)
ご迷惑をおかけして申し訳ございません。
②理由 
 (簡潔に)
子どもの体調不良で、
保育園がお休みになってしまったため、
子どもを病院へ連れていくため、
③今後の見通し 
 (いつから復帰できそうか、
何時に出社できるか)
明日には出社できそうです。改めて連絡いたします。
④業務の引継ぎ
 (フォローしてほしいこと、
  誰に何を頼んだのか)
〇〇の件は、〇〇さんに引継ぎをお願いしました。
至急対応が必要なものはありません。

例文① 休む場合

おはようございます。〇〇です。

子どもが熱を出してしまったため、一日お休みをいただきます。

ご迷惑をおかけして申し訳ございません。

明日は出社できそうです。本日は至急の予定はありません。

よろしくお願いいたします。

例文② 遅刻する場合

おはようございます。〇〇です。

大変申し訳ありませんが、子どもを病院に連れて行くため、〇時頃の出社を予定しています。

私宛に連絡がありましたら、○時以降に折り返すことをお伝えください。

よろしくお願いいたします。

まとめ

 復帰直後は、仕事にも育児にも慣れる期間が必要です。「全部を完璧にこなそうとしない」という心構えが大切です。
 特に復帰後最初の1年間は、目標を高く持ちすぎず、「50点取れればOK」くらいに考えると気持ちが楽になります。周囲に感謝の気持ちを伝え、「お互い様」の精神で協力し合う姿勢を忘れずにいましょう。支えてもらうばかりで、恩を返せないこともあるかもしれませんが、「迷惑を掛けっぱなしで申し訳ない」と思うよりも、「自分もやってもらって助かったことは、次の世代の人たちに返していこう」と前向きにとらえるといいですよ。
 今回の記事を読んでいただき、仕事復帰がよりスムーズになれば幸いです。無理せず、ご自身のペースで進めてくださいね。 

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