慣れない育児に奮闘する中、いよいよ迎えるお宮参り。
『どこで授乳するの?』『授乳室がない場合はどうする?』と、不安な気持ちで準備を進めていませんか?特に完全母乳のママにとって、『お宮参り中の授乳はどうすればいい?』『授乳しやすい服は何がある?』は、最大の心配事ですよね。
この記事では、完全母乳でのお宮参りの悩みを解決するため、以下の内容を詳しくご紹介します。
・授乳スペースの確保方法
・服装を決めるまでに悩んだ過程と挙がった候補
・最終的に着た服
ミルクと比べて母乳育児はプライバシーの確保が必要ですよね。
親戚が集まる中、慣れない環境での授乳が心配なママや、ハレの日に相応しく授乳しやすい服装を探しているママは悩みを解決できる内容になっているので最後までご覧ください。
お宮参りとは?
家族とともに神社へ参拝し、赤ちゃんが無事に誕生したことと健やかに成長していることを神様に報告し、感謝するための大切な行事です。
時期
男の子:生後32日目
女の子:生後33日目
あくまで伝統的な目安です。産後のママと赤ちゃんの体調を最優先に考え、無理のない日程を選びましょう。
真夏や真冬の厳しい時期を避け、気候の穏やかな時期にずらす場合や、生後100日目に行う「お食い初め」と合わせて行うケースもあります。
神社決め
赤ちゃんの誕生を氏神様に報告する儀式のため、一般的には地元の神社にお参りしますが、有名な神社や両家の意向で決める場合もあります。
ご祈祷は、事前に予約が必要な神社が多いため、神社のホームページや電話をするなどして確認しておきましょう。
初穂料(はつほりょう)
ご祈祷をする際、神社に支払う謝礼のことです。5千円~1万円程度が相場とされていますが、神社によっては初穂料の金額を決めているケースがあるため、事前に金額を確認してください。
初穂料を支払う際は、のし袋や封筒に包んで渡します。お宮参りは何度あっても良いことのため、水引は紅白で蝶結びです。「初穂料」と書かれているものを選べば間違いありません。万が一、のし袋が手もとにない場合は、白封筒で代用することができます。
のし袋の表書きは、上段には「初穂料」、下段には「赤ちゃんの名前」を記入するのが一般的なマナーです。赤ちゃんの名前の横にはふりがなを振っておくと読み間違えを防げます。
中袋には、表面に【金 壱萬円】などのように「支払う金額」、裏面には「住所と赤ちゃんの名前」を書いておきましょう。
赤ちゃんの服装
赤ちゃんの服装は、掛け着(産着)+セレモニードレスや2WAYオール+日よけの帽子+よだれかけ が一般的です。セレモニードレスや2WAYオールは、退院する時に着用したものを、お宮参りでも利用できます。
掛け着は、昔は母方の実家が用意するのが一般的でしたが、最近ではそのような決まりはありません。
双方の家にママやパパが使った掛け着が残っていないか確認し、ない場合には購入するかレンタルするか、誰が支払うかを含めご家族で相談して下さい。
【体験談】当日のスケジュール
ここからは実際のスケジュールを紹介します。
【当日】
10::00 赤ちゃんの授乳、オムツ交換を済ませ、セレモニードレスを着せる。家族の服装を最終確認。
10:15 地元の神社に向けて車で出発
10:30 神社に到着。オムツ交換①。
10:50 ご祈祷の受付、初穂料を納める。
11:00 ご祈祷開始
11:20 ご祈祷終了。記念撮影。オムツ交換②。
11:30 食事会の場所へ徒歩で移動。
11:45 食事開始。
12:00 授乳
14:00 食事会終了。オムツ交換③
14:30 帰宅
神社内には授乳室がなかったこと、寒い季節であったため車内での授乳は考えていなかったため、食事会の際にお店で授乳する予定で計画を立てていました。
食事会が始まってすぐのタイミングで授乳を行い、食事中泣いてしまったら親族で順番に抱っこをして過ごしていました。
授乳室のないお宮参り、どう乗り切った?
母乳育児中のママにとって、「授乳スペースの確保」は外出時の重要な問題ですよね。
特にお宮参りでは、授乳室のある神社や会食場所を探すのは至難の業。私も同じ悩みを抱えましたが、特別なケープを使わず、自宅にあったブランケットと家族の協力で乗り切ることができました。
私が会食に利用したのは、個室のある日本料理店でしたが、やはり授乳室はありませんでした。
親族がいる場で授乳する必要があるのは事前にわかっていたため、私は「プライバシーを守るための準備」を徹底しました。
授乳ケープは不要!ブランケットで代用
授乳ケープの購入も検討しましたが、使用頻度を考える費用をかけたくないという思いがありました。そこで、自宅にあったボタンで留めるとポンチョにもなるブランケットで代用することにしました。
代用品で授乳できるか心配だったので、事前に使ってみて授乳できるか確認しておきました。少しもたつきはありましたが、母に裾を持ってもらうなど少し手伝ってもらえれば周囲の視線を気にすることなく授乳できることが確認できたので、安心して当日を迎えられました。
事前の「声かけ」が成功の鍵!義両親への伝え方
物理的なカバー以上に重要だったのが、周囲の親族への事前の説明です。
私は、夫から義両親へお宮参りの準備段階で、次のように授乳の予定を伝えてもらいました。
〇授乳室がないため、個室の一角で授乳する予定であること。
〇自宅のブランケットを使ってカバーすること。
〇授乳中は少し場所を空けてもらう可能性があること。
このおかげで、義両親からは「気にしないで授乳してね」と温かい言葉をいただき、食事中に広いスペースを作ってくれるなど、積極的に協力してくれました。
結果として、授乳中の「気まずさ」は一切なく、親族みんなで赤ちゃんのお祝いに集中することができました。
完全母乳ママの服装選び!お宮参りを乗り切るおすすめの3パターン
「ハレの日にふさわしいきちんとした装い」と「授乳のしやすさ」の両立は、お宮参りを控える完全母乳ママにとって最大の悩みどころですよね。
私も以下の3つの選択肢から、ぎりぎりまで悩みました。
検討した授乳対応の服装3パターン
私が最終決定するまでに候補として挙げたのは、以下の3つのスタイルです。
授乳口付きのワンピースやセットアップ。マタニティ専門店で豊富に販売されています。
メリット:授乳がとにかくスムーズで楽。デザインが華やかなものが多い。
デメリット:試着がしにくい。授乳期が終わると汎用性が低い。
手持ちのアイテムで対応。前開きのブラウスで授乳が可能になります。
メリット:コストを抑えられる。ブラウス次第で季節や親族の格に合わせやすい。
デメリット:産後の体型回復次第で、ボトムス(スカートやパンツ)が入らない可能性がある。
マタニティフォーマルではない、前開きのワンピース。
メリット:体に沿うデザインでなければウエストサイズを気にしなくていい。着心地が良い。
デメリット:神社や格式高い会食の場では、カジュアルすぎると浮いてしまう可能性がある。
最終的に私が選んだ服と決断の理由
悩みに悩んだ末、最終的に私が選んだのは「ネイビーのスーツ+前開きブラウス」でした。
お宮参りの1週間前まで着られるか不安でしたが、産後のウエスト周りの回復が予想より早く、妊娠前のスカートを着用できたことが決定打になりました。
この選択肢のメリットは、機能性以上に汎用性の高さです。
メリット① 体温調節が容易
赤ちゃんを抱っこして暑くなっても、ジャケットの着脱で体温調節がしやすい。
メリット② 着回し力
中に着るブラウスの色や形を変えるだけで、親族の服装の格に合わせやすく、季節を問わず着られる。
メリット③ コストパフォーマンス
マタニティフォーマルを七五三や入園式で着ることも考えましたが、その頃には授乳を終えている可能性が高く、今回限りの出費になると判断しました。
マタニティフォーマルがおすすめなママは?
授乳フォーマルは安心感が得られるため、以下のような方には特におすすめです。
①安心感を優先したい方
授乳中の行事に対応できる専用の服を1着持っている安心感がほしい方。
②デザインを重視したい方
授乳服に見えないほど気に入ったデザインのものに出会えた方。
③複数回の着用予定がある方
2人目、3人目を考えており、今後もフォーマルな授乳対応服が必要になる予定がある方。
逆に、
・妊娠前の服を着れるまで体形が戻りつつある
・出費を抑えたい
・母乳育児中でもお宮参り中はミルクをあげる
このような方は、汎用服+前開きブラウスで十分対応可能ですよ。
マタニティフォーマルが豊富なおすすめブランド
マタニティフォーマルを検討しているママのためにおすすめのブランドをご紹介します。
②Milk tea(ミルクティー)
リーズナブルでありながら、授乳服に見えないおしゃれさもあります。カジュアル寄りのフォーマルが多くあります。
①SWEET MOMMY(スウィートマミー)
上品で授乳服に見えないデザインが強みのスウィートマミー。ジャケットやセットアップもあれば、ジャケットレスでもきちんと感の出るキレイめワンピースもあり、ハレの日に使えるお洋服が豊富です。
授乳服とマタニティウェアの【スウィートマミー】③ANGELIEBE (エンジェリーベ)
ツイード・ジャケット系が豊富で、ベーシックで落ち着いたフォーマルが多くあります。
人前での授乳に抵抗があるママへ:搾乳ストックやミルク利用も選択肢に
ここまで授乳ケープや個室の利用など、物理的なプライバシー対策についてお話ししてきましたが、中には「ケープを使っても親族の前で授乳すること自体に抵抗がある」と感じるママもいらっしゃるでしょう。
お宮参りはハレの日。ママ自身がストレスなく、心からお祝いを楽しむことが最も大切です。人前での授乳に心理的な負担を感じる場合は、無理をする必要はまったくありません。
授乳室なしを乗り切る代替案
人前での授乳を避けたい場合の選択肢は、主に以下の2つです。
①搾乳した母乳を与える
事前に搾乳して哺乳瓶に入れておき、それを飲ませる方法。
②一時的にミルクを利用する
お宮参りの時間帯だけは、手軽な液体ミルクや粉ミルクを利用する方法。
これらの方法なら、ケープの中で授乳体勢を取る必要もなく、親族の方も気兼ねなく食事を続けられます。
ただし、胸の張りには要注意です!
代替案の利用を考える際に、ご自身の「胸の張り具合」とは必ず相談してください。
搾乳やミルクで対応しようと考えていても、当日の急な胸の張りがつらい場合、赤ちゃんに直接飲んでもらわないと乳腺炎につながるリスクがあるからです。
実は私も、胸の状態が問題なく、母乳を1回スキップできそうなら搾乳したものをあげようと準備していました。しかし、前日の夜に胸にしこりができ、乳腺炎になりかけたため、赤ちゃんに飲んでもらうしかないと考え、結局ケープを使って授乳を行いました。
乳腺炎になってしまうと、胸が張れて痛みが出たり、発熱したり辛い思いをすることになるので、ご自身の胸の状態と相談をしながら母乳にするのか、ミルク・搾乳にするのかを決めて下さい。
まとめ
母乳育児中のママにとって、お宮参りなど親族が集まる場での授乳問題は、最大の悩みの一つです。
周囲に気を使いすぎて、大切な記念日なのに心から楽しめなかった…という事態は避けたいですよね。
この記事では、「完全母乳育児のママが、お宮参りというハレの日を心から楽しむ」ことを目標に、準備から当日の乗り切り方まで、私の実体験と具体的なアドバイスをご紹介しました。
最後に、不安を安心に変えるために最も重要だったポイントを振り返ります。
1. 準備段階で不安要素を最小限に
お宮参りの時期、神社選び、初穂料、赤ちゃんの服装といった基本事項に加え、当日のスケジュールを事前にシミュレーションしておくことが、ママ自身の心の余裕につながります。当日の流れを把握し、授乳時間を見越した無理のない計画を立てることから全てが始まります。
2. 授乳問題は「コミュニケーション」で解決する
周授乳室を探したり、授乳ケープを用意したりする「物的な準備」はもちろん大切ですが、周囲への事前の共有と協力を仰ぐことも大切です。
「どうやってプライバシーを守るか」を事前に計画し、周囲の理解を得るためのコミュニケーションを取るのが最も効果的です。早い段階で周囲に伝えておくだけで、皆さんの理解と協力が得られ、当日の不安が大きく軽減されますよ。
人前での授乳に抵抗がある場合、搾乳やミルクという代替案も検討できますが、ママの体調が最優先です。胸の張りがつらい場合は「こうしなければならない」と決めつけず、親族に一言伝えて迷わず授乳してください。
3. 服装は「機能性」と「汎用性」で判断
「ハレの日」と「授乳のしやすさ」を両立させるための服装選びは、ご自身の体型の回復度合いや今後の着用予定を考慮して選びましょう。
お宮参りの次は、生後100日のお食い初めが待っていますね。お食い初めのスケジュールや準備についてもこちらにまとめていますので、ぜひ合わせてご覧ください。



