1歳のタイミングで断乳に挑戦した、わが家の実録をまとめました。
この記事では、断乳を決めた理由、準備の進め方、当日の流れ、胸のケア、そして親の気持ちの揺れまで、できるだけやさしく整理しています。
「どう準備すればいい?」「当日はどんな流れになる?」と不安な方が、具体的にイメージできるような内容になっています。
断乳のきっかけ
なぜ1歳(12ヶ月)のタイミングで断乳を決めたのか
私は、1歳で育休から復帰する予定だったため、保育園に入る前には断乳しておきたいという気持ちがありました。
実際には1歳での保育園入園は叶いませんでしたが、「1歳でやめる」という目安を出産時からなんとなく心に決めていたこともあり、その時期に向けて授乳回数を少しずつ減らしていきました。
“絶対にこのタイミングでやめなきゃ”という強い決意ではなく、
「このくらいの時期なら、子どもも私も無理なく進められるかもしれない」
そんな、ゆるやかな目安のような気持ちでした。
【断乳の準備】まずは授乳スケジュールを整える
断乳に向けて、まず取り組んだのは 授乳回数と生活リズムをゆるやかに整えること でした。
わが家では、11か月頃から少しずつ授乳回数を減らし、離乳食中心のリズムへ移行していきました。
11か月~断乳直前の離乳食・授乳スケジュール
11か月(授乳3回)
- 7:00 離乳食・授乳①
- 11:30 離乳食
- 15:00 授乳②
- 17:30 離乳食
- 18:45 授乳③(お風呂後・就寝前)
断乳直前(1歳になる少し前〜当日まで/授乳1回)
- 18:45前後 授乳①(お風呂後・就寝前)
授乳回数は、11か月の頃は1日3回でしたが、1歳が近づく頃には、就寝前の1回だけになっていました。
日中は、離乳食の進み具合を見ながら無理のないペースで授乳を減らし、夜間授乳もしていなかったため、自然と断乳に踏み切りやすい状態になっていたと感じています。
「急にやめる」のではなく、
赤ちゃんの様子を見ながら、少しずつ“断乳しやすい土台”をつくっていく
そんな準備期間でした。
【断乳の準備】スムーズに断乳するための3つの下地
授乳回数を0回にすることだけが目標ではなく、赤ちゃんにも親にもできるだけストレスが少なく、自然な形で断乳できることを大切にしていました。
そのため、授乳回数を減らすだけでなく、断乳に向けた“環境づくり”にも意識を向けて準備を進めていました。
ここでは、わが家が断乳前に整えていた「3つの下地」についてまとめます。
①ネントレによる土台
11ヶ月の頃には、夜泣きは1回ほど残っていましたが、添い寝で落ち着く状態でした。
夜中に泣いてもおっぱいを求める様子はなく、そばにいることがわかるとスッと寝付いてくれるようになっていたため、断乳による夜間の混乱が最小限で済んだと感じています。
11か月の睡眠記録が気になる方はこちらを参考にしてください。
②言い聞かせ
「1歳になったらおっぱいはおしまいだよ」
「あと〇回飲んだらバイバイだよ」
「おっぱいが終わったら、お水を飲もうね」
こんなふうに、事前に予告しておくことを大切にしました。
「1歳だから言ってもわからない」と思うのではなく、
“これから起こることを伝えておく”ことで、当日の戸惑いが少なくなったように感じます。
③スケジュールの固定
寝る前のスキンシップや、毎日同じ流れで寝る準備をする習慣(入眠スケジュール)は、断乳後の大きな安心材料になりました。
12ヶ月のネントレ記事でも書いたように、“変わらないリズム”は赤ちゃんにとっての安心そのものです。
断乳という大きな変化があっても、「いつも通りの流れで寝る」ことが、気持ちを落ち着かせてくれたように感じました。
断乳後の睡眠の変化は、こちらの実例が参考になるかもしれません。
断乳当日の流れ
入浴後~の流れ
STEP①|着替える
パジャマに着替えさせます。テレビなど刺激になるものは消して、落ち着いた環境にします。
STEP②|水を飲む
マグで水を飲ませます。
STEP③|寝室に移動する
抱きしめたり、1日の振り返りをしたりして、気持ちを落ち着かせます。
STEP④|スリーパーを着る
スキンシップを十分にとった後、スリーパーを着せます。
STEP⑤|絵本を読む
明かりは絵本が読める程度にして、静かに読み聞かせをします。
STEP⑥|子守歌を歌う
「きらきら星」を歌いながら、布団の上に寝かせます。
STEP⑦|頭をなでる
頭をなでて「おやすみ」と声をかけ、眠りにつくまでそっと見守ります。
普段は「おやすみ」と声掛け後、寝室を出てベビーモニターで様子を見ていますが、断乳初日は少しでも安心できるように、眠りにつくまでは横でそっと見守りました。
おっぱいがもらえないことでぐずることはなく、眠気がピークになりスッと寝てくれました。
夜中の様子
就寝後3時間ほどで一度泣きましたが、添い寝をするとすぐに再入眠。
断乳による大きな混乱はありませんでした。
翌日の様子
翌朝はいつも通り6時半に起床。
朝ごはんもよく食べ、お腹が空きすぎている様子もありませんでした。
日中も普段通りに過ごせました。
そして翌日からは、いつも通り「おやすみ」と声をかけて部屋を出ると、セルフねんねで眠ってくれました。
断乳後の夜泣きや寝つきの変化は、こちらの記事にまとめています。
断乳後の身体の変化(胸の張り・ケア)
母乳の張り具合
断乳後は胸の張りや痛みが出ることがあります。
私の場合、胸の張りは 1〜3日目がピークでしたが、軽く圧抜きをしながら乗り切りました。
胸のケアの詳しい方法
断乳前に助産師さんに相談し、ケアの方法を教えてもらってから断乳に臨みました。
助産師さんから教わったケアの基本は、できるだけ刺激をしないこと。
搾乳は必要最小限にし、次のようなスケジュールで行うようにと言われました。
- 1回目:断乳から3日後に搾乳
- 2回目:1回目から1週間〜10日後に搾乳
- 3回目:2回目から2週間後に搾乳(必要があれば)
また、張りがつらいときは、冷たいタオルで乳房全体を冷やすようにとのことでした。
私の場合は、しこりができつつある感覚があったため、2日目の入浴中に軽く圧抜きをしました。
その後は助産師さんのスケジュールに沿ってケアを進め、2回目の搾乳後には胸の張りはほとんど気にならなくなりました。
断乳を迎えるときの親の気持ち
断乳は赤ちゃんだけでなく、親にとっても大きな節目です。
私の場合、1歳が近づくにつれて
「乳腺炎でつらい思いもしたけれど、もうすぐ授乳が終わってしまうんだな」
「もうこの子におっぱいをあげることはないんだな」
という切なさや、授乳なしで眠れるのかという不安が入り混じり、気持ちは揺れていました。
赤ちゃんに「1歳になったらおっぱいはバイバイだよ」
と声をかけているとき、自分自身にも
「1歳を過ぎたら本当にあげないんだよ」
と、言い聞かせているような気持ちでした。
それでも、断乳当日も翌日も赤ちゃんがいつも通り過ごしてくれたことで、
「準備してきたからこそ、こんなにスムーズなんだ」
と安心できました。
泣き叫ぶことなくすんなり終わってしまったことに、正直少し寂しさもありました。
けれど、授乳以外の方法でも赤ちゃんに愛情を伝えられると思えるようになってから、気持ちがふっと軽くなりました。
そして、断乳をしたことで
- 食事に気をつけすぎなくてよくなった
- 乳腺炎の心配がなくなった
という変化もあり、肩の荷が下りました。
断乳には寂しさや不安もありましたが、準備を重ねたことで赤ちゃんも私も落ち着いて進めることができました。
まとめ
わが家では、授乳回数を段階的に減らし、生活リズムや入眠ルーティンを整えておいたことで、1歳の断乳を穏やかに進めることができました。
断乳には寂しさや不安もありましたが、準備を重ねてきたことで、「親子ともに無理のない形で終えられた」と感じています。
断乳は、赤ちゃんだけでなく親にとっても大きな節目です。
寂しさや不安があって当然で、「このタイミングなら進められる」と思える日を選ぶことが、親子にとって負担の少ない断乳につながると感じています。
これから断乳を迎える方も、どうかご自身と赤ちゃんのペースを大切に、少しずつ心の準備をしながら進められますように。
断乳が終わると、次に気になってくるのが“睡眠の変化”です。
断乳後の夜泣きや寝つきの様子、ネントレとの相性については、別の記事で詳しくまとめています。



